インド旅行の最大の目的地!ル・コルビュジエが設計した都市・チャンディーガルを訪問。
デリーに着いたらすぐ(と言っても色々トラブルあったんだけど…)ニューデリー駅から列車で北へ約240Kmのチャンディーガルへ。
このチャンディーガルへ行きたいからインドへの旅行を決めたと言っても過言ではない。
学生のときからいつかは行きたいと思ってたんだけど、インドって歳とると厳しいかなと思って今のうちに行っておこうと。
GAの特集観て喚起させられていたので、改めて!
ル・コルビュジエが都市計画
1950年からル・コルビュジエが都市計画を行い、混沌としたインドの都市のイメージとは対象的にいかにもモダニズムっぽい(厳密に言うともっと前からあるけど)グリッド状(碁盤の目)に構成されている。
分割された地区をセクターとしてそのセクターの中だけで生活できるようになっていて、それぞれにマーケットもあるように計画されている。
セクター1をはじめとする市内には多くのル・コルビュジエ設計の建築が点在している。
多くの建築家、都市計画家からは20世紀の都市計画の失敗例として挙げられるが、インド人の間では「美しい都市」として有名。
スクナ湖脇にはあの「オープン・ハンド」を型取ったオブジェがあってコルビュジェの街だなって感じ。
「ロンリープラネット」には載っていて、何故か「地球の歩き方」にも載ってないけど、載ってもいいような場所なんだけどね。
日本では一般の人が現代、近代建築に関心ないからなのかな…
「チャンディーガル」行って来たって言っても「は?」みたいな感じだし。
ピエール・ジャンヌレ設計のバスターミナル
この街は歩いて回るのは無理なので駅でタクシーの運転手と交渉して大体2000円くらいで1日回ってもらうことに。
チャンディーガルは全然情報がないのでバスターミナルの2階のツーリストオフィスでどの建築がどこにあるかを聞く。
ちなみにこのバスターミナルはコルビュジェの従兄弟にあたるピエール・ジャンヌレが設計。
ピロティとかコルビュジエっぽい。
このバスターミナルのあるセクター17あたりがチャンディーガルの中心街らしく、商店やレストランが多くある。
Sector 17 Bus Stand Rd
運転手に進められてスクナ湖へ
チャンディーガル市民の憩いの場所らしく多くの年代の人々で賑わう。
このスクナ湖の脇の会員制ヨットハーバーのクラブハウスはコルビュジエ設計なんだけど、会員制なので観られない。
Sukhna Club Boat House
住所:Lake Walking Way, Sector 1, Chandigarh, 160001 India
建築見る前にインドっぽいことをと思い、その辺でチャイを飲む。50円くらい。マジ美味い!
ついにル・コルビュジエ建築の集まるセクター1へ!
スクナ湖の入り口にはチャンディーガルの建築を紹介する案内があった。
チャンディーガルにある近代建築のスケッチがいっぱい。
特にル・コルビュジエの巨大な建築が集まるセクター1の「キャピトル・コンプレックス」はすごく楽しみだった。
一般的な旅行者には全くと言っていい程知られていない街、チャンディーガル。
建築関係の人でも行ったことがある人は少なくて、情報が乏しいし、インドというのもあって色々大変だけれど、建築を純粋に楽しむには最高な場所だ。
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