バルセロナで1番人気の美術館「ピカソ美術館」ピカソが通った「クアトロ・ガッツ」を訪ねる。
数多く美術館があるバルセロナは、色々な芸術家が所縁がある街だ。
その中でもスペインのアンダルシア地方のマラガで生まれたピカソは、人生のほとんどをフランスで過ごしたが、15歳から23歳までの多感な時期の8年間をバルセロナで過ごしている。
バルセロナの旧市街、ゴシック地区には「ピカソ美術館」と「クアトロ・ガッツ」とパブロ・ピカソに所縁のあるスポットが存在する。
バルセロナで1番人気の美術館「ピカソ美術館」
もともとは「グエル邸」を観に行く予定だったのだけど、同行者の希望により、自分は既に「グエル邸」に行ったことがあるし、いい機会だと思ってピカソ美術館に行ってみることになった。
ピカソ美術館は、バルセロナで一番の人気の美術館で休日には大行列ができることがある。
実際前日も2ブロックぐらいずっと行列が続いていた。
内部は写真撮影禁止なので展示の様子は伝えることができないが、中庭などは、空間的にもおもしろい建築になっている。
展示内容として、「ゲルニカ」などの超有名な作品はないが、青の時代からシュールレアリズムの時代までピカソの作風の変化がわかりやすく展示されている。
Museu Picasso de Barcelona – ピカソ美術館
開館時間:9:00~20:30(月曜日10:00~17:00/木曜日9:00~21:30)
入館料:€12
電話:+34 932 56 30 00
URL : http://www.museupicasso.bcn.cat
住所:Carrer Montcada, 15-23, 08003 Barcelona, Spain
若き日のピカソが通った「クアトロ・ガッツ」
ピカソ美術館でピカソの作品に触れた後は、ちょっと休憩。
せっかくなので若き日のピカソだけでなく、バルセロナの多くの芸術家たちが通っていた「クアトロ・ガッツ」を訪れた。
クアトロ・ガッツが入居する「カサ・マルティ」は、建築自体も「モデルニスモ建築」として有名で、ガウディと同時代に活躍した建築家プッチ・イ・カダファルクが設計した。
入ってすぐの場所はカフェスペース。
奥にはレストランスペースがあり、この日は中国からのツアー客でいっぱいになっていた。
とりあえずビールを注文。
グラスがかわいい。
おつまみとしておすすめを聞いて注文したのがこれ。
美味しいのだけど、ポテトはお腹にたまるからいらないんだけどなぁ…
お土産として無料で食べられるチョコレートがめっちゃ美味しかった。
でも売ってないんだそうで…
Els Quatre Gats – クアトロ・ガッツ(四匹の猫)
営業時間:9:00~24:00
電話:+34 933 02 41 40
URL : https://www.4gats.com
住所:Carrer de Montsió, 3, 08002 Barcelona, Spain
「ピカソ美術館」と「クアトロ・ガッツ」は、両方とも建築としておもしろい体験だったし、若き日のピカソの足跡を辿れた気がした。
「ピカソ美術館」は見応え十分だし、「クアトロ・ガッツ」はいい雰囲気を味わえる。
ちょっと「クアトロ・ガッツ」の料理は値段の割には普通なのだけど(笑)、一度訪れてみてはどうでしょう!?
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