南仏コート・ダ・ジュールはニースにあるレストラン「La Meranda(ラ・メランダ)」が美味しすぎる!
4月17日から始まるミラノサローネの前に、ル・コルビュジエのカップ・マルタンの休暇小屋とアイリーン・グレイのE1027を観に行こうと思って2年半ぶりにコート・ダ・ジュールはニースに来た。
残念ながら4月からオープンだったカップ・マルタンの休暇小屋などは急に5月公開ということになり、結局観ることができなくなって何のために来たかわからない状態に(笑)
綺麗なニースの街並み
ホテルにチェックインしてちょっとだけ散歩。
以前来た時と同じようにトラムが走っているニースの目ぬき通りを歩く。
ニースと言えば、以前来た時もこの噴水のある公園が印象的だった。
そして、綺麗な海と白い砂利のビーチが色のコントラストを強めていて綺麗。
たった2時間くらいのニース滞在だった2年半前の記事はこちら。
超人気レストラン「La Meranda(ラ・メランダ)」
晩飯の時間も近いので、友人であり凄腕シェフのNさんやM君が絶賛していた「La Meranda(ラ・メランダ)」というレストランに行く。
レストランが集まるエリアの小さい路地を入った所にこじんまりとあるのが「La Meranda(ラ・メランダ)」。
予約は電話やネット、メールではできないのでお店に行って予約。
予約していた19:00ジャストにお店に行く。
狭い店内に隙間なくテーブルを置いている感じ。
そして、壁には現代的な抽象絵画がいっぱい飾られ、小さな美術館やギャラリーのようにそれを観ているだけでもいい感じ。
15分もするとほぼ予約客で満席。
ここから先は入れるかは運次第なので、予約しておいて良かったと思った。
美味しいニース料理を味わう
フランス語なのでイマイチメニューが読めないけど、スタッフに英語で説明してもらって注文。
Nさんの話によると、ニースの超高級ホテル内のミシュラン星付きのレストランで料理長だったオーナーシェフのドミニク・ル・スタンクさんが、もっと気軽に食事のできるレストランを作りたいとの想いでオープンさせたのがこの「La Meranda(ラ・メランダ)」なんだそう。
La Merandaは軽食と言う意味らしい。
まずはグラスの白ワイン。
グラスワインなんだけどめちゃめちゃ美味しい。
イタリアではジェノベーゼソースと言われるピストゥソースのパスタを前菜として注文。
まろやかな味わいで口に入れた瞬間に広がる香りと旨味がいい。
メインはニースの郷土料理でもあるDauvu(ドーヴ)と言われる牛肉の赤ワイン煮込み。
深い味わいの赤ワインソースが牛肉に染み込んですごく美味しい。
ワインもグラスの赤に変えてもらって、いい組み合わせに。
隣に座っていたお医者さんのアメリカ人夫婦は何度かこのお店に足を運んでいるらしく、「Good choice!!」と言われて仲良くなった。
せっかくだからもう一品食べたくなったので、もつの赤ワイン煮込みも注文。
チーズをたっぷりかけてもらって優しい味わいのもつを食べた。
ワインが進むし、口の中に入れて噛むと旨味が出て美味しい。
アメリカ人夫婦とも色々話をしながら食事できていい時間を過ごせた。
「英語上手いね」って言われたけど、アメリカ人以外の訛りの英語がなかなか聞き取れないくらいのスキルしかないから話しやすいだけだった(笑)
お腹いっぱいでお会計をしてお店を出た。
21時くらいだけどまだ明るいのが地中海らしい光景。
ホテルまでは食べ過ぎたので歩いて戻る。
「La Meranda(ラ・メランダ)」は、話に聞いていた通り美味しくて気取らなくてすごくいいレストランだった。
南仏料理らしく手が込んでも」ちょうどいいラフさがある感じだし、店内の雰囲気もすごくいい。
ニースに来たら是非また行きたいし、みんなにも是非行って欲しいレストランだ。
La Meranda – ラ・メランダ
営業時間:12:00~14:00/19:00~23:00
定休日:土・日曜日
※予約は店頭のみ
URL : http://lamerenda.net/
住所:4 Rue Raoul Bosio, 06300 Nice, France
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