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働かざるもの飢えるべからず!?ベーシックインカム(BI)を導入する10個のメリット!

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9772818774_e04aed2eb4_k_1024Photo by stanjourdan.

個人的に政治家さんのお話を直に聞く機会が多かって、色々な方面に活躍されている方が多いんだけどどうもピンと来ない話が多いなぁという印象だった。

4,5年前に「ベーシックインカム」という政策というか考え方に出会って色々調べたら、日本の多くの問題ってこれで解決できるんじゃないかと思った。

「ベーシックインカム(BI)」は国民一人一人老若男女問わず一律で最低限度のお金を渡す制度だが、改めて大まかなメリットを10個紹介。

 

1.貧困による飢えや自殺がなくなる

現在の日本での自殺者の数は確認できているだけでも3万人、実際は10万人以上いるんじゃないかと指摘があるほど多く、若年層の死因のトップは自殺となっていてこれは先進国だけ。

これは多くは貧困や将来への不安といったことが要因であるから、ベーシックインカムによって最低限の生活を保証できるから大幅に減らせる。

技術革新でそもそも仕事はなくなる

以前、あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」が話題になったけど多分もっと自動化できて人が働く場所がなくなる。

そのときに今と同じように就活したり、定年まで働いたりということはありえないんじゃないかな。

そういった側面でもベーシックインカムは必要になってくる。

 

2.イノベーションが促進して経済発展が望める

自由主義的なベーシックインカムでは稼ぐことはその能力や努力次第で自由だ。

今後、技術革新によって単純な労働が劇的に減っていき、常に新しいものを開発してGoogleやAppleのようなイノベーションを起こして行く必要がある。

ベーシックインカムで飢えがなくなることにより、多くの人がより色々なことにチャレンジできるようになってイノベーションを起こしやすくなる。

今話題のYouTubeで稼ぐユーチューバーなどの芸能のクリエイター、多く人がスポーツにチャレンジできるからオリンピック選手などもどんどん生まれるかもしれない。

現在は失敗すると保証がないから立ち直れないが、失敗してもベーシックインカムがあるから再起は可能だ。

 

3.社会保障を分配するコストが削減できる

現在、年金や失業保険、生活保護など税金を収めたらその額がそのまま国民に配られるわけじゃなくて、誰にどのくらいどのように配るのか精査して渡している。

それが国民に一律に一定の金額を渡すからその必要がない。

今はその作業を高い給料で公務員がやったり、天下りでできた団体がやっていたりするからそれもバッサリ削減できる。

 

4.不正受給がなくなる

時折、生活保護の不正受給や必要以上に保証を受ける人が問題になっているけど、これも一律になるから問題ない。

 

5.無駄な労働や公共事業が減る

現在では、政治家や利権を持った団体が無理矢理公共事業を作って雇用を増やしたり、製造業ではそれほど必要ではないものを作ったりして従業員を食べさせている。

ベーシックインカムがあれば無理矢理雇用を増やす必要もなければ地域で問題になる公共事業もなくなり、企業もリストラし易くなり短期的な収益に囚われず商品開発に予算を取ることができる。

 

6.女性の労働が正当に評価される

現在多くの女性が育児や炊事、洗濯など家事労働を正当に評価されていないし、男性と同じ職場に出ても才能を活かしきれていない場合が多い。

ベーシックインカムによって一般の企業などで能力のない男性は家庭に入ればよくて、才能や意欲のある女性が一般企業で活躍すればよい。

そういう多用な働き方は女性の正当な評価につながり、男性も女性をサポートし易いと思う。

 

7.少子化が解消される

現在は子供を育てようと思っても育児休暇など取り難い環境になっているけど、ベーシックインカムがあれば一旦仕事を辞めるなどして育児のための環境を整えることができる。

それによって子供を産んだ後の不安が解消される。

また、生まれてすぐから幼児本人にもベーシックインカムが支給されるため育児の費用を心配することもなくなる。

 

8.治安がよくなる

おおよそ貧しい人が集まる地域の治安が悪くなる傾向があるが、生活に困窮するほどの貧困がなくなるため治安は良くなる。

 

9.環境負荷が減ってエコになる

前にも書いたが、無駄な公共事業が減ったり、無駄にモノを作ったりすることがなくなるため環境負荷が減る。

また、製造業など物質的なものよりもITなどのより情報的なイノベーションが促進されるためよりエコな産業が活発になる。

 

10.家族や地域社会が復活する

ベーシックインカムによって生活費を稼ぐために東京や大阪など大都市に出る必要がなくなるため、地方都市の人口の流出が減少する。

その結果として地方都市からもイノベーションを起こし易くなるため、地方の自立にも繋がり経済圏が形成できる。

さらに、個人と地域の繋がりが濃密になり家族を地域がサポートし易い環境になる。

また誰もが経済的に自立しているため、愛はなくても経済的に自立できないから離婚しないなどがないため本当の愛情によって形成される家族が構築できる。

 

日本ではまだ認知度が低かったり、共産主義的な見方が多いベーシックインカムだが、上記だけではなく色々な問題を突破する力を持っている。

個人的にはもはや技術革新によって多くの職業がなくなっていくから、ベーシックインカム以外にみんながまともに生活できる政策はない。

もともとコンピューターや機械は生活を良くするためのものなのだから、それに仕事を任せて働かない方がいいかもしれないと思う。

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2015-01-31 | Posted in 政治・経済・社会 |キーワード : No Comments »  | 804 views

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