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食いしん坊がスペイン旅行するならバスク地方・サン・セバスティアンに絶対行くべき5つの理由。

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今回二度目のバスク地方のサン・セバスティアン訪問は、二泊三日で多分20軒くらいはバルを回ったと思う。

最初に入ったバル「シリミリ・ガストロレック」で自分よりサン・セバスティアンに詳しいKさんに出会って、一緒にバル巡りしたことで効率良く美味しいと言われるバルを回ることができた。

 

1.サン・セバスティアンでしか食べられないタパスやピンチョスがある

サン・セバスティアンにはユニークなバルが多くて、お店によって食べられるタパスやピンチョスが違って、どれもオリジナリティがある。

さらに「ベルガラ」や「スポート」、「アタリ」「シリミリ」みたいな創作ピンチョスを出すバルもあれば、「ラ・メヒジョミラ」や「チャペチャ」のようなシンプルで昔ながらのメニューだけど専門的なバルもある。

バルセロナやマドリッドでもバスク地方の料理を出すバルは多いけれど、やっぱり本場には敵わない。

 

2.ポーションが小さいから美味しいものをちょっとづつ食べられる

ベルガラ」や今は無きアローニャベリがレストランで食べる料理をミニチュアにしたのが、今のピンチョスのはじまりと言われている。

結構欧米のレストランに入ると量が多いから一品でお腹いっぱいになってしまうけど、サン・セバスティアンのバル(に限らずバスクのバル)は、タパスやピンチョス一品一品のポーションが小さいから美味しいものをいっぱい食べられる。

 

3.食べ物も飲み物もリーズナブル

サン・セバスティアンが地方都市だし、ポーションが小さいのもあるけれど、それにしてもサン・セバスティアンで食べるタパスやピンチョスは安い!

おおよそピンチョス1品3€以下だし、高級食材のフォアグラのステーキなども4€いかないくらいで食べられる。

飲み物も一緒でワイン一杯2€程度だし、小さいビール1.5€くらいとリーズナブル。

マドリードやバルセロナなどより料理も美味しいのに安いのは嬉しい。

 

4.バルが集中しているからバル巡りしやすい

サン・セバスティアンの人口は18万人程度と小さいので、旧市街にバルが集中している。

歩いて回れる範囲の中に美味しいバルがあるので、バル巡りも徒歩10~15分の範囲内で済む。

お店をそんなに知らない人でも混雑していたり、出入りが激しかったりするバルを選んだらほぼ間違いない。

 

5.治安が良い

スペインと聞くと治安悪いというイメージを持つ日本人は多い。

実際、確かに昔よりはかなり少なくなったけどマドリードやバルセロナ、バレンシアなどの都会では、未だにスリの被害に合う人が多い。

ここサン・セバスティアンは、小さい街だからかスリを働く悪い人も少ないので安心してバル巡りすることができる。

バル巡りして飲んで、夜中に歩いていても危ない雰囲気の場所は少ない。(最低限の防犯意識は持ってください)

 

サン・セバスティアンは、世界に革命を起こしたバスク料理の中心地だ。

それがすごくカジュアルに楽しめるサン・セバスティアンの旧市街のバルを回ったら、美味しいタパスやピンチョスがいっぱい。

他にもタイミングが悪く今回食べられなかったバスクチーズケーキなども食べたほうがいいものの一つだ。

特に一度スペイン旅行したことがあって、マドリードやバルセロナなどの大都市を訪れたことがある人は、サン・セバスティアンを次の目的地にしてみると満足度が高くなると思う。

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