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2016.09.30

日本中や世界中の南の島に行こう!何故「人生を変える南の島々」を訪れる必要があるのか!?

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2年前に沖縄・慶良間諸島の阿嘉島に行って以来離島、特に南の島にハマっている。

日本の慶良間諸島や石垣方面・八重山諸島の波照間島のように運がないと行けない離島だけでなく、スペインはイビサ島のようなパーティーアイランドや、飛行機と船を乗り継いで行くタイのピピ島パンガン島と行きたい国に離島があれば時間をかけても訪れている。

カンボジアのロン島やフィリピンのバラワン島、ヨーロッパではクロアチアの離島やマルタなど今目を付けていて行きたい南の島々は多々ある。

自分としては今南の島に行ことで人生が変わると本気で思っていて、そこから学ぶものが多いと考えている。

では何故「人生を変える南の島々」を訪れる必要があるのか!?

 

美しいビーチや自然、独特な街並、文化がある

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最初に阿嘉島を訪れたのは、北国青森県出身には縁のない青い海や美しいビーチを見てみたかったからだ。

もちろん綺麗な海は青森や八戸にもあるけれど、南の島のソレを体験してみたいと思った。

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イビサ島パンガン島はパーティーアイランドとして有名だが、綺麗な街並や豊かな自然などそれぞれあまり知られていな魅力もたくさんある。

世界一と言われるイビサ島のサンセットや山の中をバイクで駆け巡るパンガン島での体験は何ものにも代え難いものだった。

 

南の島は豊かさと貧しさが北と異なる

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かつては南北問題と言われ、南を開発途上国、北を先進国というメタファーで表現されていた。

北にあたる先進国は経済が成熟化してしまい、経済圏内での格差や労働生産性の限界が見えてきて一見破綻しているようにすら思える。

だが、南の開発途上国はスゴい勢いで巻き返し、グローバリズムの中で一気に経済大国になってしまった。

では本当の南側、「南の島々」はどうだろうか?

その成長度合いや世界経済からの取り残され方とはお構いなしに、北の先進国のように働くわけでもなく、元々ある風景や文化を活かして幸福に暮らしている。

日本人のように鬱になるまで働いている人たちはいなくて、仕事も遊び、プライベートが緩いグラデーションのように生活する人たちが多い。

アメリカ人のビジネスマンは、メキシコの沿岸にある小さな町の埠頭を歩いていると、一人の釣り人が乗った小さなボートが停泊していました。その小さなボートには、大きな「キハダマグロ」が幾つか積み上げられていました。アメリカ人は、釣った魚の質(クオリティー)が素晴らしいとメキシコ人の釣り人にコメントし、これだけの魚を釣るのにどれだけの時間がかかったのか尋ねました。

メキシコ人は答えました。「少しの時間だけだよ。」

アメリカ人は、なぜもっと長く居座って、もっとたくさんの魚を取らなかったのかと尋ねました。メキシコ人は、当面、家族を養うにはこれだけで十分だったからさと答えました。アメリカ人は、また尋ねました。「でも、それ以外の時間は、何をしているんだい?」

メキシコ人の釣り人は、「朝遅くに起きて、釣りを少しして、子供と遊んで、妻のマリアと昼寝をして、夕方には村を散歩して、ワインを少し飲んで、友人たちとギターを弾くのさ。充実した忙しい人生だよ。」

アメリカ人は、少し苛立って「私は、ハーバード大学のMBAを持っているんだ。もっと一生懸命つりをして、その利益でもっと大きなボートを買うべきだよ。もっと大きなボートを持てば、さらに利益も増えて、何隻か別のボートも持てる。最終的には、たくさんのボートをもてるんだよ。取った魚を仲介役に売る代わりに、加工業者に直接売れば、自分自身の缶詰工場だって持てるかもしれない。そうすれば、生産過程、加工、配送も全て自分でコントロールできる。この小さな沿岸の町を去って、メキシコシテイー、もしくはLAやNYシテイーに引越しして、大きな町で自分のビジネスを拡大できる可能性があるじゃないか」。

メキシコ人の釣り人は答えました。「しかし、それはどれだけの時間がかかるんだい?」

アメリカ人は、「15年から20年かな。」

「それから、じゃあどうなんだい?」

アメリカ人は笑って言いました。「そこからが一番いい話じゃないか。時期がいい時に、IPOを告知し、会社の株を公に売ってとても裕福になれるんだ。大金持ちになれるんだぞ。」

「大金持ちに? それから?」

アメリカ人は言いました。「それからリタイアできるさ。そうすれば、沿岸の小さな町に引越しして、朝遅くに起きて、少し釣りをして、子供と遊んで、妻と昼寝をして、夕方にはぷらぷらと散歩をして、ワインを少し飲んで、友人とギターを弾くことができる、そんなライフスタイルをもてるんだよ。

上記のアメリカ人のビジネスマンとメキシコ人というしばしばSNSにシェアされる話だが、的を獲ている。

労働して得た富で豊かな暮らしを得ようとする北側の人間に対して、南側の人間は元々豊かな暮らしをしているというわけだ。

 

観光業により劇的に変化していく

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豊かな南の島々だが、近年インターネットで気軽に秘境と言われる場所の情報が手に入り、LCCが世界各地で就航して観光客が大幅に増えている。

観光客が増えてインフラが整うなど良い方向に発展することもあれば、限度を超えると石垣島のように開発が進み赤土が海へ流れ出ることで海が汚れるなど悪い方向に向かうこともある。

イビサ島は元はヒッピー達が作り上げた楽園だが、今では富裕層が多く一般の観光客でも気軽に訪れるようになった。

パンガン島のフルムーンパーティーも玄人にとってはつまらなくなったらしく、それがカンボジアの離島などに流れて来ているようだ。

いずれにしても今見られる南の島の光景は、今後劇的に変わっていって今しか見られなくて、今のありのままの島を見たければ一刻も早く訪れるしかない。

 

地球温暖化以前に暖かい地方の暮らしをしている

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地球温暖化が進む中、以前から暖かい地域の暮らしをしているのが「南の島々」だ。

テクノロジーによって環境をコントロールしようとする北側のシステムと異なり、南の島では昔からその気候と寄り添うように暮らしてきている。

これから地球温暖化により北側が暖かくなると南の島の暮らしを参考にする必要が出てくるだろう。

 

人生を変える南の島々

南の島へ行く人達はもちろんただのバカンスの人もいるだろうが、こういったことを直感的に分かっている気がする。

日本のように本当は食べ物が溢れていて豊かなはずなのに、不況と言われ労働生産性が低く、閉塞感が漂うからこそ南の島のオルタナティブな暮らしを覗いてみるべきだ。

「人生に必要なのは、iPhoneと勇気とサムマネー。」

高城剛

人生を変える南の島々。日本編 人生を変える南の島々。ヨーロッパ編 人生を変える南の島々。アジア編

高城剛氏が出した「人生を変える南の島々」という本では様々な南の島が紹介されている。

これを読んだら気に入るような南の島が載っているはずだから、行かない理由はないだろう。

そして、日本は島国だ。

沖縄周辺には世界でも指折りの離島が多々あって、英語を話す必要もなく、石垣島方面に行くと海外にでも来たかのような雰囲気だ。

まずは気軽に行けるその辺から訪れてみてはどうだろうか?

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