2016年のNBAファイナルはクリーブランド・キャバリアーズが1勝3敗の崖っぷちから大逆転優勝!
参照 : NBA.com
2015-2016シーズンのNBAファイナルはクリーブランド・キャバリアーズが1勝3敗の崖っぷちから第7戦まで粘り、昨年優勝したゴールデンステート・ウォーリアーズを降し大逆転優勝を決めた。
ウォーリアーズの本拠地で行われたファイナル第7戦で連覇を狙うウォーリアーズに対して、お互い拮抗したゲーム展開から最終スコアは93―89でキャバリアーズが勝利した。
キャバリアーズはNBAファイナルで1勝3敗から逆転して優勝した史上初のチームになった。
キャバリアーズのレブロン・ジェームスはヒート時代と合わせて3度目のファイナルMVPに選ばれた。
一進一退のゲーム展開
第7戦まで縺れ、最終決戦となったこのゲームは、いつものようにオラクル・アリーナの大声援を受けるウォーリアーズが優位に立つかと思われていたが、粘り強いキャバリアーズのディフェンスで最後まで行方のわからない展開だった。
前半だけでもリードチェンジが13回というシーソーゲームとなったこの試合は、第2Q残り2分のリアンドロ・バルボサが3Pを決めるまでは点差が4点以内という拮抗したゲーム展開だった。
ウォーリアーズが誇るスプラッシュ・ブラザーズ、ステファン・カリー、クレイ・トンプソンをしっかりとマークし合計31点に抑えるディフェンスを見せたキャバリアーズは、オフェンスではレブロンやカイリー・アービングばかりに頼るのではなくJR・スミスやイマン・シャンパードが活躍。
第3Qに最大7点リードしたキャバリアーズに対して、13-5のランでウォーリアーズが逆転し、1点リードで第4Qを迎える迎える終盤までどちらも譲らない一進一退の攻防が繰り広げられた。
試合終盤、エースPGのアービングのミラクルショットでキャバリアーズが勝利を決めた。
レブロンが50年以上続く負の歴史に幕を降ろした
参照 : NBA.com
地元のスターだったレブロン・ジェームスはNBAで優勝を手にするために、親友のドウェイン・ウェイドがいる2010年にマイアミ・ヒートに移籍し、2度の優勝を勝ち取る。
その間、クリーブランドのファンからは批判を受け続け、ヒートがクリーブランドに来るとレブロンに対して大ブーイングがおこっていた。
再びクリーブランドに戻って来たことで優勝への期待は高まっていたが、昨年は台頭してきたウォーリアーズに優勝を阻まれた。
今回優勝したことでクリーブランドのスポーツファンにとっては待ちに待ったタイトルだったに違いない。
クリーブランドを本拠地とするプロスポーツが優勝したのは52年ぶりのことで、今回も圧倒的にウォーリアーズが2連覇する雰囲気が漂っていたからこの1勝の重みはすごい。
レブロンが負の歴史に幕を降ろした救世主であることは間違いないだろう。
僕も周りのNBAファンも結局はウォーリアーズが勝つだろうと思っていたからこの結果には正直驚いた。
これだからスポーツは面白いし、バスケは楽しい。
今年はまたNBA観に行きますかね!
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