2014NBAファイナルはマイアミ・ヒートの3ピートを阻止し、サンアントニオ・スパーズが7年ぶり5度目の優勝。
出典 : http://www.nba.co.jp
2012年、2013年とレブロン・ジェームス、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグ3擁するマイアミ・ヒートが2連覇して来て、今年も順当に行くと3連覇かなぁと思ってた。
だけど、その予想に反してサンアントニオ・スパーズが脅威の強さを見せ、ヒートの3ピートを阻止し7年ぶり5度目の優勝を決めた。
昨年は第6戦で4Q終了間際でレイ・アレンに同点の3Pを決められたり、第7戦ではダンカンが重要な場面でミスショットしたりと悔しいファイナル敗退だったに違いない。
第1戦はスタジアムのエアコンが壊れ壊れ、灼熱の暑さの中でのゲームで95-110でスパーズが粘り勝ち。
第2戦でレブロンが35得点の奮闘により96-98でヒートが制すが、第3戦、第4戦はともにヒートにリードされるが逆転し、それぞれ111-92、107-86で圧倒する。
第5戦もヒートが16点リードして始まるが結果的に20点差を付けての圧勝し、優勝を決めた。
スパーズはファイナルを通して若手の活躍が光った。
特にMVPを獲得したカワイ・レナードはレブロンに対してしぶといディフェンスをしながらオフェンスでも大活躍し、ビッグ3以上の活躍をしたように思う。
10年以上トリオを組んでいるティム・ダンカン、マニュ・ジノビリ、トニー・パーカーのビッグ3に加えビッグ4と十分に言えるプレイヤーになっていた。
他にも去年同様に3Pを連発したダニー・グリーンやボリス・ディアウ(日本開催の世界選手権のときに握手した!)、パトリック・ミルズなど要所要所で多くのプレイヤーが活躍した。
的を絞って的確にディフェンスしていたし、個人技中心のヒートに対して常にプレイヤーやボールを移動しながらのオフェンスは最後までヒートに対応させなかった。
正直スパーズはそんなに好きなチームではないんだけど、オフェンスの動きなんかはスゴく勉強になったし、多分高校生や大学生なんかはとても参考になると思う。
ヒートはビッグ3がフリーエージェントになるが、このままのチームで再起するのかチームが解体されるのかがすごく気になる。
いずれにしても、今年はスパーズが予想以上の強さを見せたし、また2014-2015シーズンもどうなるかわからなくなるからおもしろくなりそう。
個人的にはそろそろクリス・ポールをファイナルで見たい気もするからクリッパーズあたりに頑張ってもらいたいと思う。
コメントを残す