今まで日本の城とか興味なかったけど、熊本城は迫力があって豪華!残っている城の中では一番じゃないか?
LCCジェットスターの新春セールで片道1,990円、往復4,000円未満で熊本への航空券をゲットしたので熊本に来てます!
空港で予約していたレンタカーを借りて、一先ず熊本の中心街へ。
忙し過ぎて全く予定を決めてなかったから、とりあえず熊本来たら「熊本城」でしょと思って観て来た!
黒い板張り壁の外観が特徴的
今日は天気が良く、晴れていて観光日和。
黒い柿渋の塗装がシックな印象を与えている天守閣がそびえ立つ。
今はない江戸城の天守閣などは高級感を出すために漆喰で白く塗ってあり維持費がかかったらしいが、板張りの熊本城はコスト削減のため防腐剤として黒い柿渋を塗ったそう。
ただ、黒い塗装はコストを削減したなりにも高級感を演出する意図があったらしい。
実際、白い漆喰よりもモダンで現代的な印象を受ける。
阿蘇くまもと空港のファサードにも黒い柿渋の塗装の板張りの意匠を組み込んでいる場所があって、これが熊本のアイデンティティとして機能している気がした。
天守閣からは熊本市内や阿蘇山を一望できる
天守閣には昇ることができて熊本市内を360°一望できる。
この日は晴天だったから阿蘇山が見えて煙が吹き出しているのが見えた。
階段が長くて急だから辛いけど(笑)
加藤清正によって天守ができ、最後は細川家によって統治された
戦国時代から江戸時代に活躍した名将・加藤清正が1588年に熊本城に入り、1600年頃に天守閣を完成させた。
江戸時代に細川家が入った後には、細川忠利が修理改善以外にも増築に取り組み、その後も増築され続けた。
西南戦争で焼失したが、篭城した官軍を攻め落とすことができなかった西郷隆盛は「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。清正公に負けたとでごわす」との言葉を残した。
その後、1960年に大小の天守閣が復元された。
格式の高さを感じられる本丸御殿
天守閣脇には本丸御殿があり、その大きさや綺麗さは格式高く感じられる。
長いくて広い大広間があったり。
豪華絢爛な昭君之間があったり。
各部屋を繋ぐ縁側もダイナミック。
キャラ作りが面白いおもてなし武将隊
参照 : Ameblo
熊本城には城内の案内や演武をしてくれる「おもてなし武将隊」という人達がいる。
ブログなども武将のキャラになりきって書かれていておもしろい。
今まで日本の城には全然興味がなかったんだけど、熊本城は観光としてもデザインとしても楽しめた。
特に黒塗りの板張りというのが熊本のアイデンティティになっているし、くまもんやおもてなし武将隊と言った観光地としての取り組みも日本の地方都市としては進んでいる印象も受けて勉強になった。
熊本城は定番過ぎる観光地だが、是非とも訪れてじっくりと観賞してほしいスポットだ。
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