沖縄の世界遺産に登録されている神聖な祈りの場。パワースポット「斎場御嶽」に行ってきた。
「平和祈念公園」を観て海岸沿いのカフェでランチをした後、閉園30分前に世界遺産の「斎場御嶽」(せーふぁうたき)へ行ってみた。
沖縄でパワースポットとしても知られる場所で、2000年に首里城などとともにユネスコの世界遺産に登録されている。
Photo by Ippei Suzuki.
琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」
沖縄には御嶽と呼ばれる祭祀を行う場所が数多く存在するが、その中でも最高に重要な場所が「斎場御嶽」だ。
巨大な2つの岩が重なり三角形のトンネルになっている斎場御嶽の象徴「三庫理(さんぐぅい)」。
近くへ行くと独特な雰囲気があり、琉球時代の人々が神聖な場所と崇める理由がわかる。
三庫理から神の島「久高島」を望む
三庫理(さんぐぅい)のトンネルを抜けると神の島「久高島」を眺む場所に出る。
久高島はニライカナイにつながる聖地であり、斎場御嶽で祭祀が行われる場合は久高島から運ばれた砂を敷き詰めたという。
初日と2日目に結果的に慶良間諸島の阿嘉島に行ってきたけど、本当は久高島に行こうと思っていた。
泊まった宿「ウエストコースト」のオーナーさんに「今年はイザイホーの年だから久高島には行かなくて良かったよ」と聞いた。
イザイホーは12年に一度行われる秘祭で後継者の不足のために1978年以来行われて行われていないが、沖縄の人達にとってその神聖さは失われていないらしい。
斎場御嶽(せーふぁうたき)
斎場御嶽はもともと男子禁制で国王でさえも女装しないと入れないような場所だった。
現在では男性も入ることが可能だが、観光客の増加してマナーが悪い人も目立つらしく男子禁制に戻すことも検討されているらしい。
見学するときは沖縄の人々にとって神聖な場所であることをリスペクトして訪れて欲しい。
2014-09-04 | Posted in 旅行, 沖縄 |キーワード : 沖縄、斎場御嶽、パワースポット、世界遺産、離島、南の島、南の島々、御嶽、南城市| No Comments » | 296 views
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