世界遺産にも登録された、中世ヨーロッパの街並みが残るチェコ共和国の首都「プラハ」を訪れる。
ベルリンをたった半日観光してICEで向かったのは、チェコ共和国の首都「プラハ」だ。
まるでタイムスリップしてしまったかのように中世ヨーロッパの街並みがそのまま残っていて、世界で最も美しい街とも言われている。
プラハの川沿いの船を改装したホテルに1泊して、朝早くから観光に出かけた。
雰囲気がいいヴルタブァ川沿い
泊まっていたホテルが川沿いなので、川沿いを歩いて行くと船を改装したバーやレストランがいっぱい。
川の反対側にはいかにもプラハといった赤煉瓦の街並やプラハ城が見えてきた。
ヴルタブァ川添いの橋はどれも雰囲気が良くて、このマーネス橋などは紀里谷和明氏の作品で宇多田ヒカルの「Be my last」のPVのロケ地にもなったようだ。
これはプラハで撮られたみたいで、レトロなトラムなんかも出ている。
プラハ歴史地区として世界遺産登録された古都プラハの中心地「旧市街広場」
14世紀に神聖ローマ帝国の首都として繁栄したプラハの中心地「旧市街広場」だ。
旧市街から南の新市外までプラハ歴史地区として世界遺産登録されている。
「黄金の都」と言われ栄華を誇ったプラハの街は、何度も戦争を経験したが赤煉瓦屋根の古い建物や石畳の美しい街並は奇跡的に残って今日に至っている。
広場には観光客用に馬車もあってタクシー代わりに使うことができる。
旧市庁舎など中世の雰囲気が残る建物がいっぱいだ。
旧市庁舎にはプラハのシンボルと言われている天文時計があり、RPGゲームに出てくるようなデザイン。
昼過ぎには多くの観光客で賑わいはじめ、近隣のレストランも混み始めた。
どこを歩いてもいかにもヨーロッパの古都ときう感じで楽しい。
600年も前に建てられた「カレル橋」を歩く
旧市街広場からカレル道を歩いていくと、600年も昔に建てられたカレル橋がある。
歴代の王は戴冠パレードでこの道を歩いたのだという。
カレル橋の双方の入り口には橋塔が建っていて、15世紀のものと相当古い。
カレル橋は他のプラハの橋よりもさらに品がある感じだ。
向こう岸にはプラハ城や赤煉瓦の街並が見える。
石畳の橋を渡ると両脇には歴史的な英雄やキリストなどの聖人の彫刻像が立ち並んでいる。
これらは橋の完成当初からあったわけではなく、17世紀から19世紀にかけて建てられた。
そのためそれぞれ様式や雰囲気が異なっている。
ディテールまで綺麗なキリスト像。
ここも昼を過ぎると多くの観光客で賑わっていて、中には結婚式用の写真の撮影をしているカップルとカメラマンもいた。
橋から見える赤煉瓦の風景はいかにもプラハらしい。
橋を渡るとマラー・ストラナ地区はさらに古都といった雰囲気が増す。
プラハ城から続く城下町はバロック様式の建築や宮殿が立ち並ぶ。
クラシックカーも観光客用のタクシーとなっている。
フランク・O・ゲーリー設計の「ダンシング・ハウス」
旧市街からさらに南に行くと、古都プラハの街にはあまり似つかわしくないフランク・O・ゲーリー設計の「ダンシング・ハウス」がある。
男女がダンスしているかのように見えるこの建築は保険会社のオフィスとして建てられ、今でも賛否両論のようだ。
Dancing House (ダンシングハウス)
住所 : Jiráskovo nám. 1981/6, 120 00 Praha 2
今回は自分のオカンを案内する旅行で、プラハは自分だけではなかなか来ない場所だと思っていたので良い機械だった。
映画や宇多田ヒカルのPVなどでも見た中世ヨーロッパの風景は、本当にそのイメージのまま存在していた。
世界で最も美しい街として知られるプラハ、本当に美しい街並が続く街だった。
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