超高層ビルがスカイラインを描き、その中にもイギリス統治時代の雑多な雰囲気も残る「香港」へ!
ジェットスターのセールで往復約¥18,000でチケットが取れたので忙しい合間を縫って「香港」に来た。
とは言っても、仕事も多大にあるのでホテルで仕事している時間がほとんどという感じで、観光っぽいことをできる時間は少ないんだけど(笑)
香港国際空港はノーマン・フォスターの設計。
昨日、今日とご飯を食べる時にちょっと街をぶらつくくらいだけれど、歩いているだけでも面白かった。
香港らしい横に伸びる看板の風景が独特なネイザン・ロード周辺
泊まったホテルは九龍エリアのネイザン・ロード沿いで、昨日は到着して夕方からご飯ついでに少しぶらついた。
少し歩くと写真のような高密度にビルが立ち並ぶ街に看板が横に伸びる風景があっていかにも香港らしい風景だ。
最も、尖沙咀(チムシャツォイ)駅の周辺は近代的な高層ビルや高級ブランドショップなど如何にもアジアの近代的な都市になっている。
ただ、少し小道に入ったりすると香港らしい飲食店がいっぱい。
香港の下町の屋台街「男人街(チンヤンガイ)」
香港そのものの雰囲気の油麻地(ヤウマテイ)にある廊街(ミウガイ)のナイトマーケットは別名「男人街(チンヤンガイ)」と言われ、17時くらいから開かれる屋台街が賑やか。
主にiPhoneケースや男性用の衣料品が多くて、日本の昔のエロ本も売っていた(笑)。
下町の雰囲気の場所に唐突に新しいお店があったり、センスのいいポスターが貼っていたりと新しいものと古いもの、滑稽なものとセンスの良いものがごっちゃになっている。
完全に夜になると多くの人が屋台で飲み始め賑やかさが増す。
屋外マーケット「女人街(ノンヤンガイ)」
男人街に比べて女性用の衣料品が多いのが、旺角(ウォンコッ)にある通菜街(トンチョイガイ)、別名女人街(ノンヤンガイ)で屋外に堂々とお店が立ち並ぶファッションマーケット。
衣料品やお土産などところ狭しと並んでいて楽しい。
そして、この周辺はとにかく人が多くて、渋谷よりも密度が高いんじゃないかと思うくらい。
街の雰囲気は10年くらい前の秋葉原のような感じな気がする。
超高層ビルの摩天楼がスカイラインを描く香港島・中環(ツォンワン)
今日は九龍エリアから地下鉄で香港島に渡った。
中環(ツォンワン)の駅から地上に出るとそこは摩天楼のど真ん中で空が見えないくらい超高層ビルが立ち並ぶ。
地上は高級ブランドのショップが綺麗なファサードで昨日のネイザンロードよりさらに洗練されている。
香港の超高層ビルの摩天楼が連なる中環(ツォンワン)の中心にはイギリス植民地時代の名残のコロニアル建築と皇后像廣場(ウォンハウジョンゴンチョン)があってビルの谷間のオアシスのようになっている。
中環(ツォンワン)のシンボル的な存在のHSBC(香港上海銀行)ビルは香港国際空港と同じくイギリス人建築家ノーマン・フォスターの設計。
香港のトラムは土地が希少だからか、スゴく細い。
摩天楼のすぐ裏にある屋台街
たまに通る脇道には屋台や出店など生活感が漂う一画がある。
今日はこの辺の屋台で食べようと思い、お店を探す。
タイのバンコクでも屋台でばかり食べていたのでここでも下町っぽいここの屋台で食べることにした。
青島ビールとご飯がすすむ野菜と豚肉炒めを注文し、向いに座った地元の人に広東語を教えてもらいながら食べた。
めっちゃ美味い!
これだけでも香港の雰囲気が伝わったかなぁ。
香港は小説「深夜特急」を読んだり、高校のときの先生から聞いたりしたイメージがずっとあった。
世界一着陸が難しい啓徳空港や巨大なスラム街を形成する九龍城砦があったイギリスの統治から中国への香港返還前の時代の話だった。
流石にその雰囲気自体はもう完全には味わうことはできないが、その高密度でカオスな感じは残っていた。
それに、アジアの国際都市で金融の中心という色々なものがごっちゃになったような独特な雰囲気はすごく面白かった。
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