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アルヴァロ・シザが初期に手掛けた海岸線にある「ボア・ノヴァ・レストラン」が感動的な建築すぎる!

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まだオープンしていない「レサのスイミングプール」を観たあとは、海岸線をさらに北に歩く。

20分くらい歩くと大きな煙突が見えてくるが、そのあたりにアルヴァロ・シザが初期に手掛けた「ボア・ノヴァ・レストラン」がある。

 

岩場の絶景に佇む「ボア・ノヴァ・レストラン」

周囲より少し小高くなっている場所に「ボア・ノヴァ・レストラン」はあった。

屋根は薄く建物の高さが抑えられているので、通り沿いからは、エントランスへ続く階段と白い壁だけが浮き出るような見え方になっている。

大西洋を臨む岩場の絶景に溶け込むように佇んでいる様子が美しい。

ポルトガルらしいオレンジ色の屋根が、周囲とのコントラストで対比的にデザインされていた。

レストランと向かい合うように小さなチャペルが建っていた。

 

アルヴァロ・シザ自身のこだわりを体験できる空間

海岸線と調和する外観も素晴らしいが、さらに驚かされるのは内部空間だ。

エントランスを入ると自然に視線が海岸線につながる開口部へとつながる。

ただこの建築の中を観たいと言っても嫌がられそうなので、ランチを食べながら建築を観ることにした。

内部空間は、シザ自身が家具やインテリアの隅々までデザインしたこだわりの空間だ。

海岸線へと伸びる屋根の軒が気持ち良い空間を作り出す。

木張りの天井とコンクリートの柱の対比、開口部の開け方などここでしかない空間体験の装置がデザインされている。

木が飛び出たディテールがアクセントになったり、間接照明になったりと驚かされる空間だ。

地形と一体になるような構成は、アメリカ・フェニックスにあるフランク・ロイド・ライトの「タリアセン・ウェスト」にも通じるものがある気がする。

テラス席に出てみると、強風で実際には使いにくい席だとは思ったが、海岸線と軒が続く風景がいい感じ。

もう一つのレストランスペースは、海岸線に対してさらにオープンな感じ。

ランチではあまり使われていないらしいが、貸切パーティーなどにはちょうどいい空間だと思う。

床と天井に交わるコンクリートの柱の対比が荒々しくていい。

椅子やテーブルなど家具一つ一つが空間に合っていて、特に窓際のテーブル席は居心地が良さそう。

トイレやスタッフルームに続くエントランス脇のスペースは、ビルトインタイプのソファが設置して合って、有機的に建築とつながっているデザイン。

こう言ったところもライトの建築っぽい。

 

実は、「レサのスイミングプール」の方が期待値が高かったのだけど、「ボア・ノヴァ・レストラン」は料理にも感動したこともありポルトガルで一番好きな建築になった気がする。

世界に無限にあるレストランの中でも、ここほど良い建築のレストランはないのではないかと思った。

Casa de Chá da Boa Nova – Chef Rui Paula – ボア・ノヴァ・レストラン

営業時間:12:30~15:00/19:30~23:00
定休日:日・月曜日
電話:+351 22 994 0066
URL : http://www.casadechaboanova.pt
住所:Avenida da Liberdade nº 1681, 4450-718 Leça da Palmeira, Porto, Portugal

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