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安藤忠雄氏の設計で大正時代の建物がリノベーションされたカフェ「北菓楼」に行って来た。

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マトン焼肉のお店「八仙」で絶品ジンギスカンを食べ、超有名ラーメン店「信玄」の味噌ラーメンで〆めた次の日の朝。

札幌市内に安藤忠雄氏の設計でリノベーションされたカフェがあるので、そこに向かった。

ホテルを出て歩き始めた時は良かったんだけど、途中からかなりの雪が降り始めた。

そのカフェに到着する頃には札幌の真ん中で遭難するレベルの吹雪に!

 

安藤忠雄氏がリノベを手掛けたカフェ「北菓楼」

前が見えない中で写真撮った…

もともとは大正15年に建てられた「行啓記念北海道庁立図書館」と言う、札幌の景観として馴染んできた歴史ある建物だった。

2016年3月に安藤忠雄氏の設計というか、多分デザイン監修によってリノベーションされ、お菓子メーカー北菓楼の初の札幌路面店として、またカフェとしてオープンした。

こっちが入り口。

吹雪で気付かなかったけど…

 

既存の壁と新しい空間の対比がおもしろい

中に入るとあったかい!ではなく、3層吹き抜けの空間が来訪者を迎える。

1階はお菓子屋として、お土産物屋としてスッキリした印象で魅せてくれる。

ファサードと南側の階段のヴォリュームが既存の建物。

レトロな階段がフォトジェニックでここでインスタ映えする写真を撮る人が多い。

2階に上がると吹き抜けで1階のお菓子売り場とつながる。

既存の壁や窓と新しくカフェとして作られたスペースが対比的に配置されていて、おもしろい。

カフェになっている空間の上部にアーチ状に連なる天井が柔らかい印象を与えてくれていい感じ。

壁一面の本棚は図書館だった頃をモチーフにしているそう。

アーチ状の天井もテントのような柔らかさが感じられるし、既存の壁が隣の建物のファサードのように思わせてくれるかのようで、外部空間のような心地よさがある。

本棚には安藤忠雄氏の書籍など建築の本や芸術、文学的な本が並べられていた。

ケーキが美味しそう。

 

もともとの「行啓記念北海道庁立図書館」がレトロで良い雰囲気の建築だっただろうこともあり、新しくプラスした空間が対比的にデザインされて写真で見る以上におもしろい空間だった。

この日は吹雪状態だったのでお客さんも少なかったが、インスタ映えする空間とスイーツがあって、多分普段は女子がいっぱいいるのでは!?って感じのカフェだった。

建築好きもスイーツ好きも楽しめる空間だと思った。

北菓楼 札幌本館

営業時間:10:00~19:00
電話:011-558-1515
URL : http://www.kitakaro.com
住所:〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西5丁目1−2

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2018-03-24 | Posted in 建築・都市, 北海道 |キーワード : No Comments »  | 1,573 views

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