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フランク・ロイド・ライトの「マリン郡シビックセンター」が自然に溶け込む心地よい建築だった!

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サンフランシスコ滞在中に郊外にお出かけ。

ダウンタウンからバスを乗り継ぎ、ゴールデンゲートブリッジを越えて向かったのは「マリン郡シビックセンター」。

近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの建築だ。

 

地球上の建築とは思えないデザイン

イーサン・ホーク主演のSF映画の名作「ガタカ」にも出てきた建築で、地球上の建築とは思えないデザインだ。

数多く作品を残したライトだが公共建築の数は少ない。

そのため、これほど大きな建築はライトの作品の中でも珍しく、ライトは完成前に亡くなった。

くの字型の平面を持つマリン郡シビックセンターは、エントランスのある1階部分がピロティになっていて、人や車が行き来できるようになっている。

とりあえず中へ。

 

外にいるかのような内部空間

市役所などの役割が入っているマリン郡シビックセンターは、入ることができないエリアはあるもののおおよそ建物の中を見てまわることができる。

長い廊下は吹き抜けがあり、植栽が植えられ外部空間のような雰囲気。

アーチ状のトップライトから自然光が入るため、どの回も廊下全体が非常に明るい空間になっている。

諸室も窓と廊下、両方からの採光で非常に明るい。

吹き抜けが続く空間の迫力がすごい。

くの字の奥に当たるスペースは箱庭のようなスペースが設けられている。

カリフォルニアの青い空が見えるのはすごく気持ちがいい。

 

多彩なインテリアデザイン

レストランもあり自由に使える。

照明が綺麗。

くの字型の奥に位置する図書館は洞窟のようなイメージ。

 

環境と調和するライトの建築

マリン郡シビックセンターは、モダニズムの建築でありながら昔からそこにあるような雰囲気がある。

今はブティックになっているサンフランシスコのダウンタウンにある「サークル・ギャラリー」同様に、円をモチーフにしたデザインが随所に施されている。

プールがあるテラスには高い塔が象徴のようにそびえる。

晴れ日の多いカリフォルニアではこういうスペースは非常に気持ちがいい。

有機的な形状の屋根が環境に溶け込んでいる。

ライトの建築全般に言えることだが、環境と調和する建築がここでも実現されていた。

Marin County Civic Center – マリン郡シビックセンター

開館時間:8:00~16:00
休館日 : 土日曜日
URL : http://www.marincourt.org
住所 : 3501 Civic Center Drive San Rafael CA 94903, USA

 

ちなみに「マリン郡シビックセンター」の目の前にある郵便局もフランク・ロイド・ライトの設計だ。

 

「マリン郡シビックセンター」は、円をモチーフにして水平方向に伸び、環境と調和するライトの建築らしさが最大限に表現されている。

ここを一度訪れてみれば、ライトの建築を存分に感じられるはずだ。

サンフランシスコから少し遠いのだけど、フランク・ロイド・ライトの建築が好きな人であればその価値は絶対ある建築だ。

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