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ニューカレドニア・ヌメア郊外にあるレンゾ・ピアノ設計の建築「チバウ文化センター」を訪ねる。

ニューカレドニア最終日、ついに晴れた!

朝バックヤードに荷物だけ預け、ホテルをチェックアウト。

縁があって仲良くしてもらった現地在住の日本人の方に迎えに来てもらって、向かった先はヌメア郊外にあるレンゾ・ピアノ設計の「チバウ文化センター」。

博物館や図書館、学習センターなどが集まった複合施設だ。

駐車場に車を止めて、このエントランスから中へ入る。

ニューカレドニアで初めて見たちゃんとデザインされた建築という感じ。

 

伝統家屋「カーズ」をモチーフにしたファサード

実はニューカレドニアにあるとは知らず、とにかくかっこいいなと思っていた建築。

イメージしていたのはこんな感じなんだけど、周辺の木々が成長したようで周囲と溶け込んでいる。

年を重ねるごとに森と馴染むように計画されたのだと思う。

特徴的なファサードは先住民族カナックの伝統家屋「カーズ」がモチーフ。

卵というか巻貝のような形をした塔が、不揃いな大きさで並んでいる。

裏側と思っていた方がエントランスだったのだけど、裏側はこんな感じ。

「カーズ」型の塔の裏にはモダンな作りのヴォリュームが連なっている。

 

細い部材を連続させた繊細な印象の空間

伝統的なものを取り入れるとどこか無骨さがあるものだけど、チバウ文化センターは繊細な印象を与えてくれる。

レンゾ・ピアノらしく細い部材を連続させるように空間を作っているからだろうか。

ニューカレドニアらしく開放的な作りになっていて、小さな中庭で植栽や自然光を取り入れ心地のいい空間が広がる。

海の家っぽい雰囲気がある。

テラスのようなオープンスペースは周辺の緑と溶けこんで気持ちいい。

カーズをモチーフにした部分の中は丸い平面に斜めの天井が特徴的。

 

展示内容もおもしろい

施設の中には美術館の常設展、企画展のようなスペースがあり、ニューカレドニアだからなのか日本やフランス本土とは違うユニークな作品が展示されている。

訪れた時間帯は開いていなかったが、企画展は来場者が参加するような展示が行われていた。

カーズの一つはこのチバウ文化センターのコンセプトや建築模型、コンペ時の応募案が展示されている。

ニューカレドニア博物館のようにニューカレドニアの歴史的な資料を展示するスペースもある。

 

「チバウ文化センター」は、レンゾ・ピアノらしい繊細な空間とニューカレドニアの伝統がミックスされ、すごくおもしろい建築だった。

特に時間の経過とともに森に溶け込み、土着的でスローな建築であるところは結構自分の好きな要素。

郊外にあることもありあまり建築に興味がない人だと訪れる機会はなさそうだけど、とても居心地がいいので足を伸ばしてみることをオススメする。

Jean-Marie Tjibaou Cultural Centre – チバウ文化センター

開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日
電話:+687 41.45.45
URL : http://www.adck.nc
住所:Rue des Accords de Matignon, Tina, BP 378 98845, NOUMÉA, New Caledonia

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